村長さんと語る会実施~たくさんの金言をいただき、充実した1時間となりました~

令和5年12月20日(水)、上小阿仁村 小林 悦次 村長にご来校いただき、「村長さんと語る会」を実施しました。

本校は、様々な体験活動を通して学んだことを基に、村に対して提言をする「こあに学習」を行っています。村長さんのご厚意により、毎年、中学生の話に耳を傾けていただく機会を設けさせていただいております。今年も「私たちの村は私たちの手で」のテーマの下、様々な提案をさせていただきました。村長さんは、生徒からの提案や質問に真剣に耳を傾け、一つ一つ丁寧に回答するとともに、生徒たちの考えを価値付けてくださいました。

村長さんからは、「皆さんからいただいた提言は、実現できそうなものがたくさんある。後は『どうやるのか』を考えていけばよいと思う。皆さんには、村がやるべきこと、中学生ができることを考えてほしい。そして、中学生ができることを、ぜひ実践してほしい。やってみて失敗してもよい。失敗したら、また見直して再挑戦すればよいだけ。その挑戦が、将来のよりよい上小阿仁村につながっていく」という力強いお言葉をいただきました。その言葉からは「村をよくするためであれば、やれることは何でもやっていく」という村長さんの村への熱い想いを感じることができました。

最後に村長さんは、稲盛和夫さんの言葉を引用しながら、人生における「考え方」の大切さについてお話ししてくださいました。本日は50分という短い時間ではありましたが、参加した生徒たちにとって、とても有意義で意味のある時間になったと思います。

お忙しい中、ご来校いただいた村長さん、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

<生徒の感想(抜粋)>

・今日、村長さんに自分たちの考えた提言を伝えましたが、「ぜひやってみたい」「すぐにやりたい」などと言ってもらえてうれしかったです。これまでの体験活動を通して学んだことを生かすことができたと実感できました。

・村長さんから「人生の方程式」というお話をしていただいたことが心に残りました。今後は有意義な人生になるように、「考え方」などがプラスになるように気を付けて過ごしていきたいです。

・今日の村長さんのお話のおかげで、改めて村のことを知ることができました。また、村のことをまだまだ知らないとも感じたので、もっと村に興味をもち、知ろうとすることが大切だと感じました。

・村長さんがお話ししてくださった「人生の方程式」の中で、「考え方」がとても大切であることが分かりました。今後は、自分のためだけに行動するのではなく、他人のために行動できるような人になりたいと思いました。

・村は人の集合体だという考えをもって、誰かのために何かできるような人になりたいと思いました。

・村長さんとお話ししてみて、とても説得力のあるお話ばかりで、とてもためになりました。僕が質問した「村の改善点」では、様々な計画などをお答えいただき、今後の上小阿仁村がとても楽しみになりました。

・村長さんと語ることができたのは本当に貴重なことだったので、学ぶことも多かったし、村への理解を深めることもできました。将来、上小阿仁村がよりよい村になるように、今から僕たち若者ができることをやっていきたいです。

・村の人口減少は進んでいますが、それでも活気のある村になるように、私も行事などには積極的に参加して盛り上げていきたいです。

・情熱や能力はどれだけあっても、「考え方」がよくないと人生の評価がマイナスになってしまうというお話は納得ができました。社会人として過ごす上で大切な視点だと思うので心にとめておきたいです。