生徒会任命式～そしてバトンは渡された、新たな上中の歴史を紡ぐ第一歩～

１１月１０日（金）、新生徒会役員の任命式を行いました。

最初に、旧生徒会執行部を代表して前生徒会長が挨拶をし、冒頭で「様々な行事を自分たちだけでは乗り切ることができなかったと思います。全ての行事を無事に終えることができたのは、全校生徒みなさんの協力のおかげです。」と伝えました。これまで支えてくれた全校生徒に対する感謝の気持ちにあふれた挨拶でした。

その後、新生徒会役員に校長先生から任命状が手渡されました。緊張した面持ちではありましたが、これからの上小阿仁中学校を背負っていく気概がその表情から感じられました。新生徒会長からは、「積極的に行動できる上中生」を目指していきたいということ、新副会長からは、生徒会長を助けながら「さらに活発な学校」を目指すことが抱負として語られました。

校長先生の話では、アメリカ合衆国大統領であったジョン・Ｆ・ケネディ氏の「Ask not what your country can do for you.  Ask what you can do for your country.（あなたの国があなたのために何ができるのかを問うのではなく、あなたがあなたの国のために何ができるのかを問うてほしい）」という言葉を紹介するとともに、「このことは学校にも言えること、あらゆることを生徒会執行部任せにするのではなく、全員で自分たちの学校をよくしていくために最善を尽くしてほしい」と伝えていただきました。人数が少ない学校であるからこそ、一人一人の意識や行動が重要になってくるということを、あらためて確認することができました。

そしてバトンは渡されました。新生徒会の皆さんが、これまでの伝統を守りながらも新たな上小阿仁中学校を創り上げていってくれることを心から期待しています。