先輩に学ぶ会~自分の将来について考えるよい機会になりました~

11月8日(水)に、地域おこし協力隊の中宮多香子さんを講師としてお迎えし、先輩に学ぶ会を開催しました。

中宮さんからは、自身が小学生だった頃から現在に至るまでの人生について詳しくお話ししていただきました。

小学生だった頃は、沖田面小学校に在籍していて、100周年の記念すべき年の1年生であったことや、通学は路線バスを活用していたこと、なべっこ会場でおなじみの寄宿舎(現在は取り壊し済み)の名前が「みどり寮」で、2階立てであったことなどは、聞いていた生徒・職員ともに大変驚きました。

また、事務や助産師、看護師など様々な職種を経験してきたことや「Rice-Work(生計を立てるための仕事)」と「Life-Work(夢や自分の好きなことを追求すること)」についてのご自身の考え、村を離れたからこそ分かる村のよさ、上小阿仁のために何かしたいという強い想いをもって村に戻り、地域おこし協力隊に志願したことなどについて話してくださいました。それらのお話は、生徒にとってとても興味深く、今後の進路選択の参考になるものでした。

講話の最後に、中宮さんは次のように話してくださいました。「好きなことを仕事にしてもいいの?私自身の答えは『YES』です。でも、それを決めるのは皆さん自身です。この後、高校受験や大学進学、就職など、人生において様々な選択を求められると思います。後悔のないよう自分で考えて決断してください。そのときに、私がこんな話をしていたことを思い出してもらえたら最高です。」と。

自分の考えを押しつけるのではなく、あくまで決めるのは自分自身という言葉を生徒に送り、話を締めくくっていただきました。生徒の心に深く残ったことと思います。

お忙しい中、貴重なお話をしてくださった中宮さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。