全校かみこあに音頭練習~みんなで楽しく踊り、地域の伝統継承も~

令和6年5月8日(水)、全校でかみこあに音頭の練習をしました。
郷土芸能もそうですが、ふるさとを愛し地域の伝統を受け継いでいく気持ちを醸成することは、学校教育の大切な柱の一つです。そのような目的もあり、以前は演目の一つとして実施されていた「かみこあに音頭」を、今年度の体育祭で復活させることになりました。

体育祭当日によりよいパフォーマンスができるよう、昨年度のチャレンジデーに引き続き、婦人会の皆様にご指導をお願いしました。こちらの申し出を快く引き受けてくださり、本日は10名の皆さんにご指導していただくことができました。

練習を始める前に、6年生の児童が全校を代表して挨拶をしました。「よろしくお願いします!」

練習の始まりは、婦人会の皆さんのお手本です。指先までピンと伸びた優雅で美しい踊りに魅了されました。児童生徒もその美しい所作を少しでも自分のものにしようと真剣に見つめていました。

お手本を見せていただいた後は、実際に踊るコツを教えていただきました。
今年、初めて踊ることになる小学校1年生には特に丁寧にご指導いただきました。

全校児童生徒に対しても、「手はバラバラにならないように、親指を中に入れて指先まで意識して」や「足のステップはやわらかく」など、具体的なアドバイスをたくさんいただきました。また、腕を払うように振り下ろす所作は「杉の葉」を表しているということも教えていただきました。

アドバイスを意識しながら踊った最後の踊りは、とても美しく一体感がありました。短時間ではありましたが、ご指導いただいた成果がはっきりと見えるものでした。

 

丁寧にご指導いただいた婦人会の皆さんにお礼を言って終了です。婦人会の皆さん、本日はお忙しい中、ご指導いただき本当にありがとうございました。
体育祭では、児童生徒は今日の練習の成果を十分に発揮してくれることと思います。地域の皆様、ぜひ、ご来校いただき、一緒に「かみこあに音頭」を踊ってください。きっと楽しいひとときになると思います。

<本日のおまけ>
本校の玄関を入るとすぐに、生徒会コーナーの黒板があります。
こちらは生徒会執行部のメンバーが、自分たちで考えた全校児童生徒へのメッセージを書くものです。
本日のメッセージはこちらでした。

このようなことを自然に書ける生徒がいることを職員として誇りに思います。
手前味噌ですね(笑)