令和5年度 上小阿仁中学校卒業証書授与式~感謝の気持ちあふれる1日になりました~
令和6年3月9日(土)、令和5年度 上小阿仁村立上小阿仁中学校 卒業証書授与式を挙行いたしました。
卒業証書の授与では、校長先生から「おめでとうございます」の言葉を掛けられると、一人一人大きな声で「ありがとうございます」と応えていました。全員が晴れやかな顔をしており、いよいよこの時を迎えたという充実感にあふれた瞬間でした。証書を手にして保護者の前を歩く生徒はとても立派で、3年間(小を含めると9年間)の成長が感じられました。
その後は、校長式辞です。
式辞の中で、校長先生は一人一人にメッセージを送りました。それぞれの生徒のよさを認め、これまでの学校生活でがんばってくれたことに対して感謝の想いを伝えました。わずかな時間を惜しまずに、生徒にかかわってきた校長先生だからこそ分かる一人一人のよさであったと思います。
その後は来賓お祝いの言葉です。小林村長さんとPTA副会長の三浦さんから、それぞれお言葉をいただきました。
村長さんは、小学校時代に手紙をくれた女の子(今回の卒業生の一人)について言及されました。村について考え、村をよくしたいと思って行動したことが、実際に村の仕組みを変えるきっかけになったことを伝え、たとえ子どもであっても社会を変える力や可能性があることを示してくださいました。また、三浦副会長は、保護者として子どものことを想う大きな愛を、その言葉で伝えていただきました。「どんなことでも、子どものためならがんばれる」と繰り返し話していただいたことが心に残っています。卒業生はもちろん、その場にいた全員の心に響いたお二人のお言葉、本当にありがとうございました。
次は、在校生「送る言葉」です。
新生徒会長が、これまでの学校行事等を振り返り、全校生徒をリードしてきてくれた先輩への感謝の想いを伝えました。また、先輩から伝統を受け継ぎ、新たな歴史を築いていく覚悟についても述べました。上小阿仁中学校の未来を任せられると思える、とても立派な姿を見せてくれました。
あいさつの最後は「卒業生巣立ちの言葉」です。
これまでの学校行事を成功させることができたのは後輩が支えてくれたから、心身共にここまで健やかに成長できたのはずっと見守ってくれた親がいたから、と素直な言葉を口にしてくれました。感謝の気持ちがあふれる、よい言葉でした。
式の最後は合唱です。
卒業生の中には、涙でうまく歌えない生徒もいました。それほど想いが強かったのでしょう。
その分、1・2年生が卒業生への感謝の気持ちを全面に出し、これまでで一番のパフォーマンスを披露してくれました。25名で創り上げた「旅立ちの日に」は、まさに最高の合唱になりました。
最後は、卒業生退場です。
体育館入口前に立った卒業生は、とても堂々としており未来への自信と希望にあふれていたように見えました。
ご来校いただいたご来賓の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
皆様の心温かい拍手や見守りのおかげで、とてもよい卒業証書授与式となりました。
今後も上小阿仁中学校を支えていただけると幸いです。
<卒業式後の学活の様子>
長年一緒に過ごした友への感謝、常に味方となり支えてくれた親への感謝、ときに優しく、ときに厳しく自分を成長させてくれた先生方への感謝、3年A組教室がたくさんの感謝の気持ちであふれました。とても温かく幸せな時間を共に過ごした仲間との思い出は一生忘れることはないでしょう。