万灯火~夜の川辺に灯る幻想的な炎に魅了されました~
本校中学3年生が、8月14日に開催された「ふるさとフェスティバル」において、小沢田壮和会の皆様のご協力の下、万灯火に参加しました。
ふるさと教育の一環として、以前から小沢田地区の万灯火に生徒が参加していましたが、ここ数年間は新型コロナウイルス感染症の影響により、万灯火自体が中止となっていました。しかし、今年の5月から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、感染状況等も落ち着いたことから、学校として4年ぶりに万灯火に参加することにしました。
8月4日に、小沢田壮和会のメンバーにご来校いただき、「ぽんぽん(火を灯す缶)」づくりに取り組みました。缶切りで上部をくり抜き、側部に穴を開けて針金を通したり、さらしや縄で芯を作ったりして、100個程度作成しました。
8月14日の朝、作成した「ぽんぽん」を組み上げた単管に括り付け、それを起こして土台を設置しました。その後、午後7時頃に再び集合し「ぽんぽん」に一つずつ火を灯していきました。近くで扱う火は少しこわくもあり、美しくもありました。全ての「ぽんぽん」に火が灯ると「上中」の文字が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれました。いつもは観客として見ていただけの万灯火でしたが、自分たちが実際に携わり無事に火を灯すことができたため、感慨もひとしおだったと思われます。
生徒たちにとって貴重な体験となりました。全面的にご協力いただいた小沢田壮和会の皆様には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。