中学校本物体験(in仙北市)

令和7年10月21日(火)、例年実施している上小阿仁中学校本物体験(全校校外学習)が行われました。
今年度の内容は、仙北市の「あきた芸術村・わらび劇場」にて、体験活動(シアターゲーム)とミュージカル鑑賞でした。当日は少し肌寒い朝でしたが、「本物の舞台芸術に触れるとともに、インストラクターの指導によるワークショップを体験することで、コミュニケーション力や表現力を高めること、新しいことに挑戦しようとする意欲をもつこと」をねらいとして、生徒たちは元気にバスで出発しました。次の写真は、午前中の生徒たちのワークショップの活動の様子です。その後には感想も掲載しています。とても充実した本物体験の一日でした。

【生徒の感想】
(シアターゲーム)
・楽しいワークショップを開いていただきありがとうございます。心の底から笑顔になって夢中で楽しめた。
・体を動かすことが好きなので、時間いっぱい楽しむことができた。
・お題に分かれて集まるゲーム等、コミュニケーション力を高めることができたと感じた。
・活動を通して、普段から一緒にいる友達の新たな面をたくさん知ることができてよかった。
・自分の気持ちを伝える大切さを改めて感じることができた。
・あまり運動する機会がない自分だが、今回は楽しみながら体を動かし、時間が経つのがとても早く感じた。
(観劇鑑賞)
・劇団の皆さんの演技力がまるで本物の会話のようで、見ているうちにどんどんと引き込まれていった。
・人物になりきって、性格や感情、表情等、すごい迫力だと感じた。涙が出てしまう場面もあった。
・このミュージカルを見て、秋田のよさを改めて考えさせられた。秋田弁をもっと詳しく知りたいと思った。
・個人的にとても楽しみにしていて、本物を見て感動した。
・まず、タイトルに心を奪われた。最初にそう思っていた自分だが、最後には秋田に大きな魅力を感じていた自分がいた。
・秋田発のミュージカルを見ることができて、とても嬉しかった。次は家族と一緒に来たい。

来年度は、鹿角市・大館市・北秋田市へのルートが予定されています。学校から出て、いわゆる「本物」に触れながら、集団や個人の子どもたちの見聞を広げたり、将来への可能性を高めたりする「体験」の大切さを教員自身も感じさせられた貴重な時間となりました。