先輩に学ぶ集会の開催

6月27日(金)、中学校で毎年行っている「先輩に学ぶ集会」が開催されました。今年度は令和2年度本校卒業生の原田さゆりさんを招きました。原田さんは、上小阿仁小中学校を卒業した後、秋田工業高等学校に進学しました。そこで力を注いだ「高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)」において、秋田県代表となり、東北大会、そして全国大会(第2位)へと駒を進めて優秀な成績を収めた大先輩です。その高校時代に培った学びを生かし、現在は社会人として県内の電力会社で勤務されています。集会では、自分の中学時代からこれまでを道のりをたどり、想いを込めて後輩たちに温かく語ってくれました。

【さゆりさんがお話しした内容を下記にまとめます。ぜひ充実した中学校生活や高校進学への足がかり、そして、普段の生活に生かしてほしいと思います。】
○今、学べることに感謝しながら、その学びを大切にしていってほしい。後で後悔しても戻って学び直すことはできないのだから。
○伸びにくい時期は誰にでもある。自分の弱さに負けて努力を怠らないで。成果が出ないことを周りのせいにしないで。傲慢な態度でいると、教えてくれる人や支えてくれる人が離れていってしまう。
○努力すればするほど、高い壁にぶち当たっていくかもしれない。でも、その壁を乗り越えようとした人のみ、生きていく上で自分にとって大事な経験と必要な養分が得られるだろう。
○いつも頑張り続けるのではなく、疲れたときは休むことも大切。心と体の調子を考えて生活していく。
○自分を進化させるための努力を続ける「人間力」と、支えてくれる人・教えてくれる人や環境に感謝しながら取り組む「謙虚さ」を併せもって生活していけたらと思う。