かみこあに音頭練習~踊って地域の伝統継承を~

令和7年5月7日(水)、全校で「かみこあに音頭」の練習がありました。これは昨年度の体育祭で復活したものです。学校祭で地域や保護者の皆さんに披露している「郷土芸能」もそうですが、ふるさとを愛し、地域の伝統を受け継いでいく気持ちを育てていくことは、上小阿仁小中学校の学校教育の大切な柱の一つです。体育祭当日に、よりよいパフォーマンスができるよう、婦人会の皆様にご指導をお願いし、当日は3名の方々に教えていただきました。

練習を始める前に、6年生児童が全校を代表して「よろしくお願いします」と、挨拶をしました。
そして、婦人会の皆さんにお手本を披露していただき、踊るコツを教えてもらいました。指先までピンと伸びた優雅で美しい踊りに魅了されながらも、その美しい所作を自分のものにしようと真剣な眼差しで見つめていました。実際の練習では、全校児童生徒に対して、「動作は左からを意識して」「足のステップは柔らかく」「前の人を見ながら合わせる気持ちを大切」等、具体的なアドバイスをたくさんしていただきました。特に、今年初めて踊ることになる小学校1年生には優しく教えていただきました。アドバイスを意識しながら踊った最後の踊りは、一体感があってすばらしいものとなりました。児童生徒の真剣ながらも笑顔で踊る姿が印象的でした。それは指導していただいた成果がはっきりと見えるものでした。最後に、中学3年生の代表生徒が「ありがとうございました。」とお礼の言葉を述べながら、当日に向けた意気込みを力強く話しました。婦人会の皆さまは、体育祭当日も参加していただき、一緒に踊ってもらうことになっています。お忙しい中、本当にありがとうございました。
さて、地域の皆さま、保護者の皆さま、体育祭当日の晴天、そして、児童生徒の輝く笑顔と張り切って取り組む姿に大いに期待し、グラウンドに足を運んでください。

なお、この日、中学校の方では、よさこいの仕上げの練習も行われました。当日のプログラムのフィナーレを飾ることになっています。こちらにも乞うご期待、よろしくお願い致します。