インターナショナルデーEX開催!~すばらしい「交流」の機会となりました!~

令和6年11月11日(月)、上小阿仁小学校で「インターナショナルデーEX(エクストラ)」を実施しました。

10月30日(水)にインターナショナルデーを実施したばかりですが、その続編となるものが、この「インターナショナルデーEX」です。前回との大きな違いは、なんと!「八郎潟小学校」の4年生児童26名がゲストとして参加してくれたことです。普段、話すことのない他地区のALTの皆さんとの交流はもちろんのこと、他校の児童の皆さんとの交流も増え、いつものインターナショナルデー以上に、にぎやかで楽しい1日となりました。

もちろん、EXは付いていますが、活動内容はいつも行っているインターナショナルデーと変わりありませんので、ALTの先生方が工夫を凝らして用意してくれたワークショップを体験しました。それぞれの出身国の文化について、体を動かしたり、小物を作ったりなどしながら、楽しく体験することができました。

<タト先生:Dance(ボツワナのダンス)>

<ヴァネッサ先生:Long Jump Rope(大縄飛び)>

<ヒュー先生:Dance(オーストラリアのダンス)>

<ジャクソン先生:Hand Turkey(手型で作るトリの小物>

<ジョーダン先生:マウリ族の家のモザイクアート>

<ジア先生:シャトーン(フィリピンの棒飛ばしゲーム)>

<なかよしランチタイム>
給食は、上小児童と八小児童、ALTの先生方、みんなで食べました。
昼食開始時には、ホールに設置された大型テレビで、八小の皆さんが作ってくれた「学校紹介ビデオ」を全員で見ました。


ジョーダン先生、真剣にテレビを見ていますね。
八小の皆さんが作った「学校紹介ビデオ」に釘付けです!

「学校紹介ビデオ」を見た後は、おしゃべりをしながら、わいわい楽しく給食を食べました。
まさに「なかよしランチタイム」です!

<フリータイムQ&A>
最後は、フリータイムQ&Aです。
ALTの皆さんが待っている場所へ行って、自己紹介をメインとした会話をしました。
ちゃんとコミュニケーションが取れたという証として、パスポートにサインをもらいます。
みんな大きな声で自信をもって、英語を話すことができていました。
自分が小学校のときには考えられなかったような光景です。

<クロージングセレモニー>
クロージングセレモニーでは、お世話になったALTの先生方から一言ずついただいた後、代表児童が英語でお礼を述べました。原稿も見ずに、堂々と英語で感謝の気持ちを伝える姿に感銘を受けました。
参加していただいたALTの皆さんには、お土産として上小阿仁村名物のお菓子をプレゼントしました。きっと喜んでいただいたことと思います。

最後に、参加者全員で記念撮影をして、インターナショナルデーEXが終了です。

今回協力していただいたALTの皆さんには、本当に感謝したいと思います。
子どもたちに貴重な機会を与えてくださって、本当にありがとうございます!
また、上小阿仁村に来てください!!!




インターナショナルデーEXは、ここで終了となりました。
この後「終わりの会」と称して、八小の皆さんとのお別れ会をしました。出会った当初はお互いに緊張していた子どもたちですが、給食を食べる頃には自然と会話が弾むほど打ち解けていました。八小の皆さんには遠いところ、わざわざ上小阿仁村までおいでいただき、本当にありがとうございました。互いの児童にとって、忘れられない思い出になったことと思います。
今後も交流を続けられることを切に願っています。See you again!

<最後に>
今年の上小阿仁小中学校のテーマは「交流」と「発信」です。

本校は小規模校ですので、通常の学校生活におけるペア活動やグループ活動では「見知った仲間」、「いつも同じメンバー」になってしまいます。考えを広げたり深めたりすることに課題があることは否めません。また、高校生になると、様々な地区から来る生徒の中に混じって生活していくことになり、自分の考えを積極的に発信していくことが求められます。
そういったことから、様々な人の考えに触れ、さらに考えを深めたり、大勢の人の中でも自分らしくいられるような機会づくり(交流の場の設定)を、強く推し進めているところです。今年度、初めて試みた複数の「交流」の一つが、この「インターナショナルデーEX(エクストラ)」です。

大成功に終わった「インターナショナルデーEX(エクストラ)」。
今後の上小阿仁小中学校の「交流」と「発信」にぜひ注目していてください。