郷土芸能への取り組み 

本校では、郷土の文化に触れ、郷土の芸能を体験することによって、郷土を愛する心、郷土の文化を守り育てていこうとする態度を養うことを目的に、「大林獅子踊り」と「小沢田駒踊り」、「八木沢番楽」に取り組み、学校祭で保護者や地域の皆さんに披露してきました。

当初は中学生だけの取り組みでしたが、児童生徒数の減少に伴い、小学校3年生以上が参加し、学校祭だけでなくお盆に行われる「おらがふるさとフェスティバル」や「かみこあにプロジェクト伝統芸能発表」などでも披露しています。各集落の保存会の皆さんから指導を受けながら一生懸命練習に励んでいます。
この村に生まれ育ったということを胸に刻み、村に誇りをもち、これらの郷土芸能を受け継いでいきたいと思います。
※保存会の解散や児童生徒数の減少などの理由から、八木沢番楽の活動は令和5年度をもって終了となりました。
 

八木沢番楽の練習風景

 

大林獅子踊りの練習風景

 

小沢田駒踊りの練習風景

大林獅子踊り 悪魔払いと五穀豊穣を祈願して、毎年お盆に踊る。起源はかなり古いと言われる。昭和57(1982)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。
小沢田駒踊り 親睦と豊作を祈願したお盆の踊り。明治中頃に始まる。平成3(1991)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。
八木沢番楽 お盆と弔い、豊作祝いに踊る。明治後半に始まる。昭和57(1982)年に上小阿仁村指定無形民俗文化財に指定される。 ※学校での活動は令和5年度をもって終了。